「『ただいま、つなかん』映画上映会 〜千小で学ぶ、震災からの復興チャレンジ〜」を開催しました!(12/21)
12月21日(土)、PTA本部主催で「『ただいま、つなかん』映画上映会 〜千小で学ぶ、震災からの復興チャレンジ〜」を開催し、50名近くの方にご参加いただきました。どうもありがとうございます。
今回のイベントは、「2024年1月1日に発生した能登半島地震のような巨大地震がここ東京で、または他の地域で起きたとしたら、自分たちに何が出来るか、どんな風にそれまでの日常を取り戻すことができるか。」ということをテーマに企画しました。
まず、地震でガスや電気が止まってしまった時の加熱調理手段として、ドラム缶やボイラーを使う方法(焼き芋、蒸かし芋)を体験しました。ドラム缶にセットした薪に火をつけて、葉っぱをくべた中に、濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルで包んだサツマイモを投入!また、ボイラーに載せたセイロの中にもサツマイモを投入!もくもくと煙や蒸気があがる中で、更に葉っぱをくべたり、火を掻き回したり、普段できない体験に大人も子供も興奮気味でした。

そして、お芋が出来上がるのを待つ間に映画鑑賞。早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター講師の筒井久美子先生のお話を聞いた後、2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地を取材した映画「ただいま、つなかん」を観ました。講師の方には、地震が起きたときに安全を確保する方法や、東日本大震災で発生した津波の威力と被害の状況、その復興過程においてボランティアの活動があったことなどを教えていただきました。また映画では、ボランティア活動の過程で被災した地域に愛着を感じて移り住み、そこで職を得て地域の復興の為に更に尽力する方がいることも学びました。

映画と講演の後は、出来上がった甘くて美味しい熱々ホクホクの焼き芋と蒸かし芋を試食。そして火の後始末、ドラム缶やボイラーの片付けなどを体験しました。
参加した児童が「大きな地震が起きた時、自分には何ができるだろうと考えた」という感想を聞かせてくれたことに、頼もしさを感じました。
巨大地震が起きないことを願うばかりですが、万が一遭遇してしまった時には、今回のイベントを思い出して、力強い第一歩を踏み出すことができますように。
今回のイベントの為に力をお貸しいただいた皆様、ご協力ありがとうございました。